森林ツアー、無事終了! [10/08/03]
先日の土曜日、告知していた「まるごと吉野杉フェア・吉野杉伐採見学ツアー(主催:川上の材PR運営委員会)」が無事終了しました。お子さん連れのお客さんも多く、賑やかなツアーとなりました。当日の様子をちょっとレポートしてみます。
告知では、「120年の森」としていましたが、実際に見学した森は、何と150年生の杉林。
整備された林道をマイクロバスで登っていくと、目の前に整然とそびえる木立が現れました。
遠くから眺めているとほっそりしているかに見えるんですが・・・足元に行くと、とても抱えきれないほど大きいんです。とはいえ、「木を太らせない育て方」をしてきた吉野だから、これでも150年の割には比較的細いんです。
まずは伐採作業に入る前に、伐採する木にロープをかける作業をするんですが、小学生の男の子がこれに挑戦!長いロープの先を持って、遠くから腕を振り上げてロープをかけていくんですが、「来週から働きに来て」とスカウトされるほど(笑)、上手にこなしてくれました。
伐採方向を見極めたら、いよいよチェンソーがうなります。
周りで育つ木と木の間に、きちんと倒れるように、木のくせや周囲の状況を観察しながら、慎重に方向を定めます。
大木の幹にチェンソーが当たると、勢いよく噴き出すオガクズ。あたり一面がスギの香りでいっぱいになりました。「思っていたスギの香りと違いますね」そんな声が聞かれましたが、やはり生きている杉の香りはより強く、みずみずしいものがあります。
伐採の方向を決めるための「受け口」がつくれたら、今後はいよいよ伐採です。
「この人達の右にでる人はいない」と言われる伐採担当の方が勢いよくチェンソーを入れていきます。
しばらくすると、「ドドーン」と地響きをたてて、150年の杉が倒されました。
その瞬間、思わず参加者から沸き起こる拍手。このシーン、毎回「格好いいな~」と思ってしまいます。
安全に気をつけながら、倒された木の足元に近づいて、香りをかいだり、伐られたばかりの切り株に触ったり、みずみずしい皮をはいだりと、それぞれに杉に触れました。
その後、吉野材住宅ネットの事務局でもある「川上さぷり」にて、製材された木材についてご説明させて頂きました。
お腹がすいたところで、美味しい炊き込みご飯とにゅうめんの炊き出しを頂いて、皆さんおかわりしながら、地元のお母さんたちの味を満喫。
午後からは、「水と森の源流館」、「山幸彦のもくもく館(川上村林業資料館)」を訪れ、水源としての森の役割や、吉野林業の歴史などに触れました。
午後3時。猛暑の中での森林ツアーは、無事に終了しました。
今回のツアーを通じて、「こんな木で住まいづくりをしたいな~」と思う人が、一人でも多く現れてくれますように・・・。
ご参加頂いた皆様、川上の材PR運営委員会の皆さま、本当にありがとうございました!
ツアーの様子を撮影してきましたので、ご覧下さい。ここでは倒れる瞬間の様子をご紹介していますが、その他の動画はこちらでご覧頂けますので、よろしければご覧下さい。→http://www.ustream.tv/channel/lineworks
見学会初日の様子 [10/07/09]
こんにちは、吉野材住宅ネットです。
梅雨の晴れ間、とても良いお天気になった今日、住宅ネット会員の竹永工務店さん施工の、吉野材を使った長期優良住宅の構造見学会初日を開催しました。
今回の住まいの柱には、杉ではなく桧を使っているので、杉の梁の赤い色と、柱の桧の白いコントラストが印象的な、美しい木組み。
早速朝から、朝日新聞やネットでのお知らせ、ホームページなどをご覧頂いた方々に、お越し頂きました。
小さな子供さんを連れた若いお母さんも、暑い中、自転車で覗きに来てくれました。
ご来場頂いた方々へは、この住まいの設計者、なちゅらる・さーかすの茅原さんより、住まいについてのご説明をさせて頂きました。
「木の住まい」については、やはり皆さん良いイメージを持たれているようで、「良いな~」って声が多く聞かれました。実際に見て頂くことで、木の家のイメージをより鮮明に想い描ける良い機会になったのではと思います。
出来上がってしまうと壁に隠れてしまうつくりになっていますので、建物の一番大切な構造をご覧頂けるのは、明日で最後です。
天気予報では午後から雨になるようですが、明日も午前10時より、皆様のご来場をお待ちしています。
赤と緑ののぼりが目印です。「何をやっているのかな?」と思われたお近くの方も、どうぞお気軽に覗きに来て下さいね。
吉野材を生かした「丸太建築」の魅力 [10/07/04]
こんにちは、吉野材住宅ネット事務局です。
先週の土曜日、「丸太軸組工法の家」の構造見学会」がお陰さまで無事に終了しました。
この見学会用に二階部分の仮床をとってもらっていたので、棟木や母屋もみることができ、構造全体をお分かり頂けたのではと思います。
この住まいには、最長12mもの丸太を使用しています。
初めて教えてもらったのですが、芯材の赤色は、「天気の状況によって変化する」のだそうです。
当日は雨で湿度が高かったためか、少し赤が濃い色をしていました。昨日は明るい色だったそうです。日々表情が変化するのは自然素材ならではです。
あいにくの雨模様でしたが14時からの説明会にはたくさんの皆さまに参加頂きました。ありがとうございました。
施工者の吉野材住宅ネット会員・川崎工務店さんの熱い想いを感じて頂けたと思います。
今週の土曜日は、大阪府豊中市で、竹永工務店さん施工の構造見学会を開催します。どうぞお越し下さい!
100年の森 ツアー報告 [10/01/26]
こんにちは、吉野住宅ネット事務局です。先週の森林ツアーのご報告です!
午前10時、45名の参加者の皆さんが集合し、橿原神宮前駅から、2台のマイクロバスに分かれて乗車。40分ほど走って川上村に到着しました。
伐採現場となる120年の森は、バスを降りて少し歩いた所。
急な斜面を登っていただきましたが、皆さん無事に120年の明るい森に到着しました。
高さもあるので、遠くからではあまりその幹の太さが分かりませんが、近くに行くと本当に大きくて、大人の両手でもとても抱えられない程の大きさです。
初めに、伐採する方向を定めるため、三角形の「受け口」をつくります。周囲の樹木の状況を見上げながら、倒す方向を見定め、絶妙な角度に受け口が作られました。
その結果、見事に周囲の木を傷つけることなく、120年生の杉がドーンと地響きを立てて無事に伐採されました。こういうのを間近に見ると、その職人技にホレボレしてしまいます。
遠くから見ていると細いように思いますが、足元へ行くととても大きい切り口。その直径は、小さな子供の背丈ほどにもなります。
伐採前には、参加してくれた小さな子供達が、伐採する木にかけるロープの打ち上げに挑戦してくれました。森の緑と小さな子供達って、やっぱり似合うんですよね。あっという間に、森の中が微笑ましい雰囲気になりました。
せっかくなので、伐採された大木を前に、皆で記念写真をパシャリ!なかなか良い1枚になりました。
お腹もすいたところで、吉野住宅ネット事務所にて、炊きたての豚汁と炊き込みご飯をご用意し、皆さんにお楽しみ頂きました。
食事の後は2組に分かれて、木材の加工工程を見学。子供達の要望に応じてプレナー加工機を動かすと、ざらざらしていた木の表面がつるつるになって、それだけで子供達は大喜び。工場わきに積んであった、樹齢200年を超える丸太の細かな年輪を数えたりしながら、時間をめいっぱい楽しんでくれました。
橿原神宮前駅まで戻る途中で、宮滝醤油店に立ち寄り、昔ながらの醤油づくりを見学。130年もの間使われている杉樽に触れたり、おいしいお醤油をお土産に買われたりと、最後まで吉野を満喫されたご様子でした。
ご参加の皆さんのご協力により、無事に予定通りにツアーは終了しました。大人も子供も、それぞれにお楽しみ頂けたようで、何よりでした。ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。お疲れが出ませんように・・・。
吉野住宅ネットでは、今後も皆様に、「吉野の森から始まる長期優良づくり」を提供していきます。興味のある方は、いつでも声をおかけ下さい。
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